勃如(読み)ぼつじょ

精選版 日本国語大辞典 「勃如」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐じょ【勃如】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙
  2. 怒りのために顔色を変えるさま。
    1. [初出の実例]「勃如 ボツジョ〔論語〕色勃如」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔論語‐郷党〕
  3. にわかに起こるさま。
    1. [初出の実例]「国の興る勃如なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「勃如」の読み・字形・画数・意味

【勃如】ぼつじよ

緊張した顔つき。〔論語郷党〕君召して擯(ひん)(国賓接待役)せしむるときは、色勃如たり、足如(くわくじょ)たり。

字通「勃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む