デジタル大辞泉 「勅撰作者部類」の意味・読み・例文・類語 ちょくせんさくしゃぶるい【勅撰作者部類】 南北朝時代の歌書。16巻、増補2巻。元盛著、光文補。延元2=建武4年(1337)成立、正平17=康安2年(1362)増補。勅撰二十一代集のうち、古今集から新千載集までの歌人を分類し、各人の世系・官位・没年・撰出歌数を示したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「勅撰作者部類」の意味・読み・例文・類語 ちょくせんさくしゃぶるい【勅撰作者部類】 南北朝時代の歌書。一六巻、増補二巻。元盛著、光之補。建武四年(一三三七)成立、康安二年(一三六二)増補。勅撰歌人を部類し、各人の世系・官位・没年・各集の撰出歌数を示す。正篇は「古今集」から「続後拾遺集」までの一六集、増補分はそれにつづく二集の作者を収める。その後、各種の補訂の試みがなされている。「作者部類」「和歌作者部類」とも。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例