勝右衛門(読み)しょうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝右衛門」の解説

勝右衛門 しょうえもん

?-1763 江戸時代中期の漂流民。
陸奥(むつ)佐井村(青森県)の多賀丸乗組員。延享元年遭難し,千島列島漂着,ロシア人に発見される。カムチャツカ,オホーツクとうつり,他の4名とともにペテルブルグにおくられ,アカデミー付属日本語学校の教師となる。宝暦4年イルクーツクの日本語学校教師となった。宝暦13年1月15日同地で死去。ロシア名はグリゴリー=スビニン。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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