勢力伯仲(読み)せいりょくはくちゅう

四字熟語を知る辞典 「勢力伯仲」の解説

勢力伯仲

互いの力が、優劣つけがたく接近していること。

[活用] ―する。

[使用例] ついに応仁年号の改まった昨年の夏以来大乱に至ったこと、そして両陣勢力伯仲して、争乱は長くつづくであろうこと[唐木順三*応仁四話|1965]

[解説] 「伯」は長兄、「仲」は兄弟の中で二番目の意味を表し、「伯仲」は二者間で能力技量などが接近していて、甲乙つけがたいことをいいます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android