勲功奉行(読み)くんこうぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「勲功奉行」の意味・読み・例文・類語

くんこう‐ぶぎょう‥ブギャウ【勲功奉行】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉幕府職名の一つ。勲功大小を勘案して恩賞厚薄を定め、新恩の地を分与する役。はじめは政所別当、問注所執事らが担当していたが、嘉祿元年(一二二五)の評定衆設置後、評定衆の担当となる。恩沢奉行室町幕府では恩賞奉行といった。
    1. [初出の実例]「仰勲功奉行人。究淵源之後。可露評定次之由」(出典吾妻鏡‐宝治元年(1247)九月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む