恩沢奉行(読み)オンタクブギョウ

デジタル大辞泉 「恩沢奉行」の意味・読み・例文・類語

おんたく‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【恩沢奉行】

鎌倉幕府職名御家人勲功を調査し、恩賞施行をつかさどった。勲功奉行

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精選版 日本国語大辞典 「恩沢奉行」の意味・読み・例文・類語

おんたく‐ぶぎょう‥ブギャウ【恩沢奉行】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉幕府の職名。御家人の勲功によって、新恩給与など、恩賞を行なうことをつかさどる。はじめ臨時の職であったが、のちに定置されて評定衆兼任。勲功奉行。
    1. [初出の実例]「長尾三郎兵衛光景、雖度勲功、未恩賞事〈略〉属恩沢奉行後藤大夫判官基縄、頻執申之」(出典吾妻鏡‐嘉禎元年(1235)九月一〇日)

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