化作(読み)ケサ

精選版 日本国語大辞典 「化作」の意味・読み・例文・類語

け‐さ【化作】

  1. 〘 名詞 〙 仏語菩薩などが世の人を救うために、仮に姿を変えて現われたり、または種々の事物を現わしたり変えたりすること。化現(けげん)。けさく。
    1. [初出の実例]「此れは阿彌陁仏の鸚鵡鳥と化作(くさ)して辺鄙の愚痴衆生を引接し給へる也けり」(出典今昔物語集(1120頃か)四)
    2. [その他の文献]〔法華経‐化城喩品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「化作」の読み・字形・画数・意味

【化作】かさく

造り化す。

字通「化」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む