化野念仏寺(読み)あだしのねんぶつじ

日本歴史地名大系 「化野念仏寺」の解説

化野念仏寺
あだしのねんぶつじ

[現在地名]右京区嵯峨鳥居本化野町

後亀山天皇ごかめやまてんのう陵の北西清滝きよたきに至る愛宕あたご街道沿いにある。華西山東漸院と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。正式寺号は念仏寺。寺伝によると空海がこの地に葬られた多くの死者菩提を弔うため創建したもので、五智如来ごちによらい寺と称し、京都大覚寺所轄の真言宗の寺であったが、中世法然が念仏道場を開いたことから念仏寺と改称されたという。現在の本堂は正徳二年(一七一二)寂道の再建で、本尊の阿弥陀仏は湛慶作と伝える。境内には付近から出土した多数の小石塔があり、室町期前後の造刻のものが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の化野念仏寺の言及

【念仏寺】より

…京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺。華西山東漸院と号し,〈化野念仏寺(あだしのねんぶつでら)〉の名で有名。弘法大師の創建,のち法然がここで念仏をひろめ,いまの寺名に改めたという。…

※「化野念仏寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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