北原亀二(読み)キタハラ カメジ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「北原亀二」の解説

北原 亀二
キタハラ カメジ


肩書
元・上郷村(長野県)村長

生年月日
明治37年2月4日

出生地
長野県下伊那郡上郷村上黒田

学歴
飯田中中退

経歴
養蚕業に従事していたが、大正11年下伊那自由青年連盟を組織し、社会主義教育を進める。13年長野青年共産党事件で検挙されるが、15年労働農民党南信支部を結成するなどして活躍。昭和3年の3.15事件で検挙されて不起訴となるが、4年の4.16事件で再検挙され、懲役2年執行猶予5年に処せられる。出獄後は養蚕技術員となり、長野県産業組合青年連盟などの運動参加戦後は共産党に入り、上郷村村長などを歴任した。

没年月日
昭和35年8月25日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「北原亀二」の解説

北原 亀二
キタハラ カメジ

大正・昭和期の社会運動家 元・上郷村(長野県)村長。



生年
明治37(1904)年2月4日

没年
昭和35(1960)年8月25日

出生地
長野県下伊那郡上郷村上黒田

学歴〔年〕
飯田中中退

経歴
養蚕業に従事していたが、大正11年下伊那自由青年連盟を組織し、社会主義教育を進める。13年長野青年共産党事件で検挙されるが、15年労働農民党南信支部を結成するなどして活躍。昭和3年の3.15事件で検挙されて不起訴となるが、4年の4.16事件で再検挙され、懲役2年執行猶予5年に処せられる。出獄後は養蚕技術員となり、長野県産業組合青年連盟などの運動に参加。戦後は共産党に入り、上郷村村長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北原亀二」の解説

北原亀二 きたはら-かめじ

1904-1960 大正-昭和時代の社会運動家。
明治37年2月4日生まれ。生地長野県下伊那で伊那自由大学などの活動にくわわり,大正15年労働農民党南信支部の結成に参加。戦後,下伊那人民党を結成し,共産党に入党。昭和22年上郷村村長となった。昭和35年8月25日死去。56歳。飯田中学中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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