北吸村(読み)きたすいむら

日本歴史地名大系 「北吸村」の解説

北吸村
きたすいむら

[現在地名]舞鶴市字北吸・桃山ももやま

余部上あまるべかみ村の東方に位置し、北吸の谷の山麓部に集落が点在していた。農業を主とした。

古代は「和名抄」に記す余戸あまるべ郷の地と推測され、中世には余部里あまるべのさと庄に含まれていた。

慶長検地郷村帳に高二五八・三八石「北吸村」とみえ、江戸後期の土目録でも同高、内訳は田方二四六石余、畑方一一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android