北村雄治(読み)きたむら ゆうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北村雄治」の解説

北村雄治 きたむら-ゆうじ

1871-1903 明治時代開拓者
明治4年生まれ。山梨県酒造家。明治26年北海道空知郡岩見沢村の石狩川沿岸約480haの土地の貸し下げをうけ,入植。途中病にたおれたが,開拓は弟の北村黽(つとむ)がひきついで戸数120余の農場にそだて,同地は33年北村として岩見沢村から分村独立した。明治36年8月7日死去。33歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の北村雄治の言及

【北[村]】より

…石狩平野の中央部,石狩川東岸に位置し,南は岩見沢市に接する。1894年山梨県人北村雄治がこの地に500haの土地の貸付けを受けて小作農場を開き,本格的開拓を進めた。村名はこの農場名に由来する。…

※「北村雄治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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