北極地第三紀植物群(読み)ほっきょくちだいさんきしょくぶつぐん(その他表記)Arcto-Tertiary flora

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北極地第三紀植物群」の意味・わかりやすい解説

北極地第三紀植物群
ほっきょくちだいさんきしょくぶつぐん
Arcto-Tertiary flora

古第三紀から新第三紀初期にかけてアイスランドグリーンランドアラスカカナダシベリアサハリンなどに分布した植物群の総称。この植物群はイチョウマツセコイアポプラニレカバなどを含み,オズワルト・ヘールによって中部ヨーロッパ中新世に対比されたが,近年の研究では始新世から中新世までのものとされている。第三紀周北極植物群ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む