日本歴史地名大系 「北津田村」の解説 北津田村きたつだむら 滋賀県:近江八幡市北津田村[現在地名]近江八幡市北津田町奥之島(おくのしま)村の南にあり、南は丸山(まるやま)村および津田(つだ)の入江(現在干拓地)に面する。奥島(おくのしま)山の南麓にあたり大部分は山地が占め、集落は西(にし)の湖から琵琶湖に西流する長命寺(ちようめいじ)川の北岸に位置する。八幡町から長命寺へ向かう道(長命寺道)が通る。江戸時代の領主の変遷は王之浜(おうのはま)村に同じ。寛永一〇年(一六三三)には高二六三石余(井伊文書)。寛永石高帳では村高二六三石余のほかに高二一石と記される。これは津田の入江の低湿地の干拓によるものであろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by