日本歴史地名大系 「北温湯村」の解説
北温湯村
きたぬるゆむら
正徳二年(一七一二)温湯村が南北に二分されて成立。安永九年(一七八〇)の温湯村(北温湯村)明細帳(溝口家文書)によると高五六石余。出湯が三ヵ所あり、うち一ヵ所は疝気筋などの薬湯に利用されていた。竈数三六(社家一・百姓三三・小庵二)・人数一一六、牛一三・馬五。また作間稼の染屋が一軒あった。「自池、但長七拾弐間、横弐拾八間」とある池は、後述の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報