北町奉行(読み)キタマチブギョウ

デジタル大辞泉 「北町奉行」の意味・読み・例文・類語

きた‐まちぶぎょう〔‐まちブギヤウ〕【北町奉行】

江戸幕府職名江戸町奉行の一。南町奉行と月番交替で江戸町方の行政司法警察をつかさどった。→町奉行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「北町奉行」の意味・読み・例文・類語

きた‐まちぶぎょう‥まちブギャウ【北町奉行】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名。江戸の町奉行の一つ。南町奉行と一か月交替で江戸の司法をつかさどった。北、南というのは奉行所の相対的位置からくる名称で、北町奉行所は、古くは常盤橋構内にあり、のち鍛冶橋内、常盤橋内と移り、文化二年(一八〇五以後は呉服橋内にあった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android