北畠道竜(読み)きたばたけ どうりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北畠道竜」の解説

北畠道竜 きたばたけ-どうりゅう

1820-1907 幕末-明治時代の僧。
文政3年9月16日生まれ。紀伊(きい)海部郡(和歌山県)の浄土真宗法福寺の住職をつぐ。幕末には民兵を組織して幕長戦争などに参加。維新後ドイツ語をまなび,法律学校講法学社をひらく。明治11年西本願寺にはいり,法主大谷光尊に重用され,本願寺派教義と僧風の改革をとなえたが反感をかい失敗した。のち宗門をはなれた。明治40年11月15日死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む