最新 地学事典 「北米プレート」の解説
ほくべいプレート
北米プレート
North American plate
北米大陸,ベーリング海・シベリア東部,北極海と大西洋北西部を含むプレート。プレートテクトニクスの初期には,南米プレートと一体として扱われたが,J.B.Minster et al.(1974)によって南北に分離された。西は,アリューシャン海溝・カスケード・サンアンドレアス断層・中米海溝北部など沈込み帯やトランスフォーム断層を境界にしており,東~北東は大西洋-北極海中央海嶺の発散境界,南東はカリブプレートとトランスフォーム断層と海溝で接する。南西端はオホーツク海と北海道東部といわれていたが,1983年には,北海道西部-東北日本までをも含むとされた(中村一明,1983;小林洋二,1983)。オホーツクプレートの導入を認めると,南西端はシベリア南東部となる。
執筆者:瀬野 徹三
参照項目:オホーツクプレート
参照項目:東北日本=北米プレート説
参照項目:プレート分布と大地形
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

