北迫遺跡(読み)きたさこいせき

日本歴史地名大系 「北迫遺跡」の解説

北迫遺跡
きたさこいせき

[現在地名]宇部市大字川上 蛎塚

宇部市の市街地から北方約五キロ、標高八三メートルの丘陵の頂上近い南斜面に立地。弥生時代の貝塚を伴う高地性集落遺跡である。市指定史跡。

大正一四年(一九二五)に発見され、昭和二年(一九二七)一部の発掘が行われ、蛎塚かきづか貝塚とか川上かわかみ貝塚・北迫貝塚などとよばれてきた。その後同三七年に発掘調査を行い、貝塚を造った集落跡を明らかにし、貝塚を含めて北迫遺跡とよぶようになった(「北迫遺跡」宇部の遺跡・一九六八年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む