北鉄輪村
きたかんなわむら
[現在地名]別府市鉄輪 北鉄輪
南鉄輪村の北、石垣原扇状地の北を限る台地上に位置する。古くから集落が開け、多くの遺跡がある。江戸時代中期以前は南鉄輪村とともに一村をなしていたが、のち南北に分立。元禄郷帳に北鉄輪村(高二三九石余)がみえる。領主の支配は南鉄輪村と同じ。寛延元年(一七四八)の横灘中竈門人数等改帳(秋吉家文書)によると竈数四一・人数二五四、牛四〇・馬一〇、田一三町余、生姜栽培一反余・七島藺栽培一町八反余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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