日本歴史地名大系 「十三日町時鐘跡」の解説 十三日町時鐘跡じゆうさんにちまちじしようあと 岩手県:盛岡市盛岡城下十三日町十三日町時鐘跡[現在地名]盛岡市南大通二丁目十三日町東詰の遠曲輪の土手上に鐘楼があり(盛岡砂子)、城下の河南の時鐘とされた。元文城下図では土手上に鐘楼があり、「増補行程記」では鐘楼と鐘が描かれ、鐘つき堂と記される。「盛岡砂子」などによれば、もとは城内の時鐘で、明暦三年(一六五七)に斗米(とつこべ)に、延宝七年(一六七九)に十三日町に移され、「都下商民の請持」であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by