日本歴史地名大系 「十六本松」の解説 十六本松じゆうろつぽんまつ 鳥取県:鳥取市旧邑美郡地区浜坂村十六本松[現在地名]鳥取市浜坂浜坂(はまさか)砂丘(鳥取砂丘)の西端にあたる千代川河口の地域名。十六本松は通称で、小字名は伴山(ばんやま)。通称が使用され始めた年代は不明。小字名は安永―天明年間(一七七二―八九)に、三〇〇石取の鳥取藩家臣伴九郎兵衛が禿山に植林したことに由来する(鳥府志)。明治初期から行楽地となり、当地周辺の砂丘地に出かけることを浜出と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by