コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

十王経 じゅうおうぎょう

2件 の用語解説(十王経の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

十王経
じゅうおうぎょう

人の死後 10人の王によって生前の罪が裁かれることを記した経典。中国の民間信仰と仏教信仰との混合説を示す偽経と思われる。諸本があるが,唐代の『閻羅王授記四衆逆修生七往生浄土経』や平安時代末期の『地蔵菩薩発心因縁十王経』などが流布した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

じゅうおうきょう【十王経 Shí wáng jīng】

中国および日本でつくられた,民俗仏典の一つで,諸本がある。唐の蔵川の《仏説地蔵菩薩発心因縁十王経》や,《仏説預修十王生七経》は,その代表的なもの。死後,主として中陰期間中に,亡者が泰広王,初江王,宋帝王など,10人の王の前で,生前の罪業を裁かれる次第を述べ,来世の生所と地蔵菩薩の救いを説いて,遺族の追善供養をすすめるもの。期間はさらに百ヵ日,一周忌,三周忌に延長される。中世の中国で,泰山信仰や,冥府信仰が流行するのに伴って,仏教側で考えだしたものらしい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

十王経の関連キーワード象徴天皇制監国地酒白乾児陸士陸曹呂旋法イムジン河天津飯おうちでつくるQoo

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone