千手経(読み)せんじゅきょう

精選版 日本国語大辞典 「千手経」の意味・読み・例文・類語

せんじゅ‐きょう‥キャウ【千手経】

  1. 経文の名。千手観音に関する経典で四本を数える。そのうち唐の伽梵達摩訳「千手千眼観世音菩薩広大円満無礙(碍)大悲心陀羅尼経」を略して、千手陀羅尼経といい、さらに略して千手経という。千手観音の由来発願功徳などを説いた経文で、密教禅宗で誦持する。その中の陀羅尼は、千手陀羅尼、千手の真言、千手の呪(じゅ)などといわれ、唱えれば千手観音の救いを得られるものとして尊ばれた。
    1. [初出の実例]「縄を以て千手経を繋(か)けて、地より引きて去る」(出典日本霊異記(810‐824)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む