千歳神社(読み)ちとせじんじや

日本歴史地名大系 「千歳神社」の解説

千歳神社
ちとせじんじや

[現在地名]千歳市真町

千歳市街西部、青葉あおば公園に接する千歳河畔に位置する。祭神は豊受姫大神・伊智伎志摩比売命。旧郷社。当地には従来弁天社と稲荷社とがあったが、神仏分離に際し稲荷社が郷社として存置されることとなった。弁天社の創建は古く、一六五八年(万治元年)に「東夷地志古津」に「弁財天小社」として造営され、一六六〇年に「神体ヲ安置」という(福山秘府)。「胆振国地誌提要」は千歳村に厳島神社(祭神伊智伎志摩比売命)をあげ、志古津稲荷神社を合殿とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android