千鳥木(読み)ちどりのき

精選版 日本国語大辞典 「千鳥木」の意味・読み・例文・類語

ちどり‐の‐き【千鳥木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. カエデ科の落葉高木。本州四国、九州の山地に生える。高さ約七メートル。葉は短柄をもち対生。葉身は長さ約一〇センチメートルの倒卵状長楕円形、先は尾状にとがり、縁は鋭い重鋸歯(きょし)を持つ。雌雄異株。春、淡緑色の小さな五弁花をつける。雄花は長い穂状花序、雌花は短い総状花序につく。果実には長さ二~三センチメートルの翼がある。材は建築・器具用。やましばかえで。たにあさ。しらしで。〔物品識名拾遺(1825)〕
  3. 植物ひとつばかえで(一葉楓)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「千鳥木」の解説

千鳥木 (チドリノキ)

学名Acer carpinifolium
植物。カエデ科の落葉高木

千鳥木 (チドリノキ)

植物。カエデ科の落葉小高木。ヒトツバカエデ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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