日本歴史地名大系 「半郷村」の解説 半郷村はんごうむら 山形県：山形市旧南村山郡地区半郷村[現在地名]山形市蔵王半郷（ざおうはんごう）・表蔵王（おもてざおう）・南半郷（みなみはんごう）・東半郷（ひがしはんごう）山田（やまだ）村の南に位置し、瀧（りゆう）山西麓丘陵に立地。北方を松尾（まつお）川が流れ、須（す）川に合流する。蔵王山登拝口の一。半江村とも書く。瀧山にあったという霊山寺の衰微により山中の寺坊のうち松尾院松応（しようおう）寺・日光（につこう）院・竜興（りゆうこう）院が山麓に下ったといわれる。領主の変遷は山田村と同じ。元和九年（一六二三）の検地帳（半郷村文書）の表紙には「成沢内半郷」とあり、反別三二町四反余。寛永一三年（一六三六）の保科氏領知目録に村名がみえ、高九六六石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
