卒読(読み)ソツドク

デジタル大辞泉 「卒読」の意味・読み・例文・類語

そつ‐どく【卒読】

[名](スル)読みおえること。読了。また、ざっと読むこと。「手紙卒読する」
「終わりのほうは…駈け足で―した」〈嘉村業苦
[類語]読破読過読了

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卒読」の意味・読み・例文・類語

そつ‐どく【卒読】

  1. 〘 名詞 〙 読み終わること。読了。また、ざっと読むこと。
    1. [初出の実例]「そは恐らく卿等が卒読の煩に堪へざる所ならん」(出典:開化の殺人(1918)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「卒読」の読み・字形・画数・意味

【卒読】そつどく

読了する。

字通「卒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android