南京虫(読み)ナンキンムシ

精選版 日本国語大辞典 「南京虫」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐むし【南京虫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昆虫とこじらみ(床虱)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「毎歳各営所の寝台に南京虫と云へるを生じ」(出典:朝野新聞‐明治一八年(1885)一一月六日)
  3. 金側の女性用小型腕時計をさしていう俗称。
    1. [初出の実例]「金の腕時計だわ。婦人用の南京虫(ナンキンムシ)。男が南京虫を腕にまくかしら」(出典:南京虫殺人事件(1953)〈坂口安吾〉消えた男)

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