南大野村(読み)みなみおおのむら

日本歴史地名大系 「南大野村」の解説

南大野村
みなみおおのむら

[現在地名]竜北町大野おおの

大野村から分れた村で、北川きたがわ笹尾ささお集落をさし、小字北川飛石とびいし下松尾しもまつお・神太夫・太尾ふとおなか角田つのだからなる。東は上北大野かみきたおおの上天堤かみあまづつみ、北は吉本よしもと村、西は薩摩街道をもって北野津きたのづ村の中ノ間・角田新田しんでん村と接する。地形は沖積平野である中ノ間・角田を除き、上北大野村分水嶺をもって西に傾斜し、小さい谷川が東西に走る。太尾山には五世紀後半のものとみられる組合せ式石棺を有する古墳が約一〇基発見され、北川集落の裏山にも同時代の石棺が昭和三五年(一九六〇)頃に発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む