南比木村(読み)みなみひきむら

日本歴史地名大系 「南比木村」の解説

南比木村
みなみひきむら

[現在地名]浜岡町比木

比木四ヵ村の一。佐倉さくら村の北に位置し、北に比木村、北東に上比木村、西北に下比木村がある。村内をおさ(桜川)が流れ佐倉村を経て海(遠州灘)に注ぐ。比木四ヵ村は正保郷帳段階の比木村(田方一千五三四石余・畑方二七六石余、旗本三井領一千石・同高室領三〇〇石・横須賀藩領五一〇石余。ほかに昌福寺領七石・賀茂大明神領五石)がまず上比木村・下比木村の二村分立(寛文朱印留)、その後さらに四村に分れたもので、元禄郷帳に四ヵ村が高付されてみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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