南萩原村(読み)みなみはぎわらむら

日本歴史地名大系 「南萩原村」の解説

南萩原村
みなみはぎわらむら

[現在地名]北区淡河町萩原おうごちようはぎわら

美嚢みなぎ郡に属する。淡河川左岸に位置し、西は淡河町。古くは北萩原村と一村で、慶長国絵図に萩原村とみえる。正保郷帳にも萩原村とあり、田方六〇九石余・畑方六四石余、「はへ山」あり、川幅一六間歩渡と記される。元禄郷帳に「古ハ萩原村」と注記されて村名がみえ、高三三二石余。天保郷帳では高三六六石余。元和三年(一六一七)明石藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android