デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部利正」の解説 南部利正 なんぶ-としまさ 1752-1784 江戸時代中期の大名。宝暦2年3月9日生まれ。南部利視(としみ)の7男。南部利雄(としかつ)の養子となり,安永9年陸奥(むつ)盛岡藩主南部家10代。うちつづく凶作と天明4年の飢饉(ききん)でおおくの餓死者,病死者がでたが,藩財政窮乏のため対策をたてられずにおわった。天明4年5月5日死去。33歳。著作に「玉の春」「俳諧(はいかい)常磐(ときわ)の里」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例