デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部政持」の解説 南部政持 なんぶ-まさもち ?-? 南北朝時代の武将。南部政長の子。建武(けんむ)元年(1334)北畠顕家(あきいえ)の命をうけ,北条氏の残党を奥州で討ちはたした。のち足利尊氏(たかうじ)の軍と各地でたたかい功をたてた。貞治(じょうじ)6=正平(しょうへい)22年の村上天皇の綸旨(りんじ)によれば,甲斐(かい)(山梨県)倉見山の知行をみとめられている。通称は左馬助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例