博士の命婦(読み)はかせのみょうぶ

精選版 日本国語大辞典 「博士の命婦」の意味・読み・例文・類語

はかせ【博士】 の 命婦(みょうぶ)

  1. 内侍司女官女嬬から選抜されて掌侍(ないしのじょう)につぐ地位を占めるもの。女房日給の簡(ふだ)を管理してその勤惰を掌握し、文書発給儀式運営にも参与した。
    1. [初出の実例]「博士命婦 得選〈五位三疋 六位二疋〉女史謂之博士命婦」(出典朝野群載‐五・永承二年(1047)一一月五日・内侍所月奏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 得選 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む