印章学(読み)いんしょうがく(その他表記)sigillography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「印章学」の意味・わかりやすい解説

印章学
いんしょうがく
sigillography

印章を研究する学問。印章使用の最古の記録は,メソポタミアでは前 5000年頃,中国では前 13世紀,日本では7世紀頃にさかのぼり,以来,洋の東西を問わず,文書の真正性の保証,重要文書物件の封印認可の証明など印章の果した役割は大きい。このため,印章の研究は,文書や物件の年代真偽を明らかにするとともに,そのデザインの研究によって,家系風俗武具建築様式をはじめ広い分野における歴史考証に貴重な資料を提供している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む