印紙収入(読み)いんししゅうにゅう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

印紙収入
いんししゅうにゅう

租税などの国家の歳入金は現金で収納するのが原則であるが、例外的に法律によって認められたものは収入印紙を一定の書類に貼付(ちょうふ)することによって収納することができることになっており、このような形での収入金を印紙収入という。所管官庁の窓口で直接手続する際には、現金で納付できる。用途は印紙税納付、政府に対する各種許可申請の際の手数料、罰金、訴訟費用、不動産登記における登録免許税の支払いや、各種国家試験(司法試験、司法書士試験、土地家屋調査士試験、公認会計士試験、税理士試験等)の受験手数料の支払いに利用される。印紙収入は、一般会計歳入の「租税および印紙収入」の部に計上され、2009年度(平成21)予算の例をとると、一般会計合計額の88兆5480億円に対して、9850億円と、1.11%を占める。[林 正寿]

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