危疑(読み)キギ

精選版 日本国語大辞典 「危疑」の意味・読み・例文・類語

き‐ぎ【危疑】

  1. 〘 名詞 〙 あやぶみ疑うこと。疑問に思うこと。
    1. [初出の実例]「人心の定りなき国柄なれば尚ほ幾分の危疑を懐かざるにあらざるなり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐僖公二八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危疑」の読み・字形・画数・意味

【危疑】きぎ

危難疑惑。明・李夢陽〔曹植集の序〕嗟乎(ああ)植や、其の宛にして其の、其の言切にして餘悲り。殆ど疑の際に處(を)るか。

字通「危」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む