危険な脳卒中(読み)きけんなのうそっちゅう

家庭医学館 「危険な脳卒中」の解説

きけんなのうそっちゅう【危険な脳卒中】

 脳卒中発作(ほっさ)後、つぎのような状態がみられるときは、生命が危険なときです。一刻も早く病人を医師の手に渡すことが必要ですが、医師が手当をしても、生命を救えないこともあります。
①倒れてから1時間以内に意識がなくなった。
②発作をおこしたものの、しばらくして回復したが、その後、意識状態が悪化し、2~3日後に意識がなくなった。
③興奮して暴れた後、意識がなくなった。
④激しい嘔吐(おうと)、頭痛めまいがあって、しだいに意識がうすれ、昏睡(こんすい)におちいった。
呼吸が不安定で、不規則になったり、呼吸数が増えたりする。
⑥発作時に、肺炎、胃・十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)、心筋梗塞(しんきんこうそく)などを合併している。

出典 小学館家庭医学館について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む