厚手(読み)アツデ

精選版 日本国語大辞典 「厚手」の意味・読み・例文・類語

あつ‐で【厚手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性状物事状態などに厚みのあること。また、そのさま。現在では主に紙、織物、陶器などの地の厚いことにいう。
    1. [初出の実例]「花車(きゃしゃ)成所は、ふっとなかりつれど、あつ手なる事は、今の世にはなし」(出典評判記・満散利久佐(1656)土佐)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android