厚手(読み)アツデ

デジタル大辞泉 「厚手」の意味・読み・例文・類語

あつ‐で【厚手】

[名・形動]紙・布・陶器などの地の厚いこと。また、そのさま。「厚手な(の)なべ」⇔薄手うすで
[類語]厚い厚ぼったい分厚い地厚厚地肉厚厚み

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精選版 日本国語大辞典 「厚手」の意味・読み・例文・類語

あつ‐で【厚手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性状物事状態などに厚みのあること。また、そのさま。現在では主に紙、織物、陶器などの地の厚いことにいう。
    1. [初出の実例]「花車(きゃしゃ)成所は、ふっとなかりつれど、あつ手なる事は、今の世にはなし」(出典評判記・満散利久佐(1656)土佐)

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