原頭(読み)ゲントウ

デジタル大辞泉 「原頭」の意味・読み・例文・類語

げん‐とう【原頭】

野原のほとり。また、野原。
「―ようやく、枯黄の色を脱して」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「原頭」の意味・読み・例文・類語

げん‐とう【原頭】

  1. 〘 名詞 〙 野原のほとり。また、野原。
    1. [初出の実例]「寂寞原頭塚、蒙茸碑上苔」(出典:双桂集(1810)路傍墓)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐雉帯箭〕

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普及版 字通 「原頭」の読み・字形・画数・意味

【原頭】げんとう

野のほとり。宋・陸游〔岳池の農家〕詩 春深くして、農家、未だ足らず 原頭(しつしつ)す、兩犢(くわうとく)(黄牛

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