香魂(読み)こうこん

精選版 日本国語大辞典 「香魂」の意味・読み・例文・類語

こう‐こんカウ‥【香魂】

  1. 〘 名詞 〙 花の精。また、美人霊魂などをいう。
    1. [初出の実例]「酒醒粉臉淡、夢断香魂寒」(出典:南海先生文集(1784)二・水村寒梅)
    2. [その他の文献]〔沈佺期‐天官崔侍郎夫人盧氏挽歌〕

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普及版 字通 「香魂」の読み・字形・画数・意味

【香魂】こう(かう)こん

美人の霊。〔古文真宝、前集、虞美人草〕詩 香魂、夜劍光をうて飛び して、原上と爲る 心寂(せきばく)、枝に寄す 曲聞き來(きた)つて、眉を斂(をさ)むるに似たり

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