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原子蛍光法 げんしけいこうほう

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世界大百科事典 第2版の解説

げんしけいこうほう【原子蛍光法】

原子に固有の吸収線波長の光を照射したときに,吸収された光は再び蛍光として放射される現象を利用して元素の定量を行う分析法。すなわち,原子蛍光法では,原子吸光と原子発光という2段階の電子遷移による光過程によって起こる現象を観測する。このとき観測される蛍光強度は照射する入射光強度に比例し,また高温媒体中の原子蒸気層の原子数に比例する。実験的には,化学炎(空気‐アセチレン炎,酸化二窒素‐アセチレン炎など),電気加熱高温炭素炉,アルゴンプラズマなどの中に溶液試料を導入して原子を生成し,光源(無電極放電管,中空陰極ランプ,キセノンランプ,レーザーなど)の光を検出方向と直角方向から照射し,蛍光強度を測定する。

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