原敕晁さん拉致事件

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原敕晁さん拉致事件

1985年に韓国捜査当局が逮捕した元北朝鮮工作員辛光洙シン・グァンス容疑者の供述から事件発覚。辛容疑者は80年6月、大阪市の中華料理店店員だった原敕晁はら・ただあきさん=失跡当時(43)=を宮崎県海岸から北朝鮮へ拉致したと供述。原さんに成り済まして日本や韓国などでスパイ活動をしていた。北朝鮮側は、原さんが84年に拉致被害者の田口八重子たぐち・やえこさんと結婚、86年に肝硬変で死亡したと説明しているが、裏付け資料などは提供されていない。

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