原油回収率(読み)げんゆかいしゅうりつ(その他表記)oil recovery ratio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原油回収率」の意味・わかりやすい解説

原油回収率
げんゆかいしゅうりつ
oil recovery ratio

地下に存在している油量 (原始埋蔵量) に対して実際に地上に採り出されうる油量 (可採鉱量) の割合。通常%で表す。油層から油を回収する際,坑井への油の流入を自然のエネルギーのみに頼る1次回収 (自噴ガスリフト採油ポンプ採油) の段階では,回収率は5~10%にすぎない。そこで回収率を上げるために,油層内に人為的な力を加えて回収する2次回収法 (ガス圧入法,水攻法) を用いると 30%ぐらいまで伸びる。さらに,回収率を増進するために,自然の排油機構と異なる回収技術をとる3次回収法 (化学攻法,熱工学攻法) を用いる場合もあるが,コストがかかりすぎるため,石油価格が低い場合には,ほとんど行なわれていない。日本の油田の回収率は,規模が小さいことや採掘コストが高いために,10%程度しかない。

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