原発事故の避難計画

共同通信ニュース用語解説 「原発事故の避難計画」の解説

原発事故の避難計画

住民避難が滞った東京電力福島第1原発事故を教訓に、原子力規制委員会は原子力災害対策指針を策定し、避難などの対策を求められる範囲が原発の半径10キロ圏から30キロ圏に広がった。関係自治体は住民の避難先やルートなどをまとめた計画を作り、首相をトップとする原子力防災会議が了承する。5キロ圏内の予防防護措置区域(PAZ)と5~30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)で避難開始のタイミングが異なる。規制委の審査対象ではないが、事実上再稼働の前提条件。水戸地裁は2021年、避難計画の不備を理由に日本原子力発電東海第2原発の運転を認めない判決を出した。

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