共同通信ニュース用語解説 「原発処理水の海洋放出」の解説
原発処理水の海洋放出
東京電力福島第1原発事故後、溶け落ちた核燃料(デブリ)の冷却や地下水の流入などに伴い発生し続けている汚染水を、多核種除去設備(ALPS)で浄化処理して海水で薄めた上で、海に放出すること。同原発の敷地内で保管してきたが、貯蔵タンクの満杯が近づき、8月24日に放出を始めた。処理水には除去できない放射性物質のトリチウムが含まれるが、国の濃度基準を十分に下回り安全上問題ないと、政府は説明している。
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