原級(読み)ゲンキュウ

デジタル大辞泉 「原級」の意味・読み・例文・類語

げん‐きゅう〔‐キフ〕【原級/元級】

進級する以前の等級。また、もと学年。「―留置
欧米語で、形容詞副詞比較を表す比較級最上級に対する、もとの形。→比較級最上級

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「原級」の意味・読み・例文・類語

げん‐きゅう‥キフ【原級・元級】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もとのクラス。進級する以前の学級や学年。また、もとの等級。
    1. [初出の実例]「二年以上元級に止まる事が出来ない」(出典:あめりか物語(1908)〈永井荷風〉暁)
  3. ヨーロッパ諸言語で、形容詞、副詞の、程度を表わす比較級・最上級の形に対する、もとの形。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android