預り(読み)アズカリ

デジタル大辞泉 「預り」の意味・読み・例文・類語

あずかり〔あづかり〕【預(か)り】

人や物などを預かること。「預かり物」「保護預かり
預かり証。「一筆預かりを書く」
物事決着をつけないで持ち越すこと。特に相撲などで、勝負をつけないままにすること。「その件は次回まで預かりとしよう」
引き受けてめんどうをみること。また、その人。担任者。管理者。留守番
「なにがしの院におはしまし着きて、―召し出づるほど」〈夕顔
平安時代役人の長の一。院の御厨子所みずしどころ進物所奉行など。
中世荘官しょうかんの一。→預所あずかりどころ
[類語]引き分けドローあいこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 御厨子所

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む