厭対日(読み)エンタイニチ

デジタル大辞泉 「厭対日」の意味・読み・例文・類語

えんたい‐にち【×厭対日】

暦注の一。婚礼外出種まきなどを忌む日。11月うまの日、12月の日、正月たつの日と、十二支を逆回りに各月に当てはめたもの。厭日と対向関係にある。厭対

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厭対日」の意味・読み・例文・類語

えんたい‐にち【厭対日】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道で、婚礼、外出、種まきなどを忌む日。正月は辰の日、二月は卯の日、三月は寅の日というように、以下十二支を逆行して各月に当てはめた日がこれに当たる。厭対。
    1. [初出の実例]「天慶五年五月、惟香勘申厭対日吉事、忌祭祀婚姻也」(出典:北山抄(1012‐21頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android