厳親(読み)ゲンシン

精選版 日本国語大辞典 「厳親」の意味・読み・例文・類語

げん‐しん【厳親】

  1. 〘 名詞 〙 ちちおや。ちちぎみ。厳父。厳君。
    1. [初出の実例]「民部卿者一家之礼節、如厳親、万事所申合也」(出典中右記‐寛治八年(1094)六月二五日)
    2. 「先皇梁薗の御尸(かばね)に血をそそぎ給へば、厳親(ゲンシン)幽霊もいかにうたてしく覚すらん」(出典:太平記(14C後)三四)
    3. [その他の文献]〔司馬光‐送王殿丞知眉山県詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む